【WEBサイト制作】ホームページレイアウトの基本とレイアウトの種類を紹介！

WEBサイトを作りたいけど、「どんなレイアウトが自分のビジネスに合うのか分からない」「見やすくて使いやすいデザインってどう作ればいいの？」と悩んでいませんか？レイアウトは、ユーザーの印象やサイトの成果に直結する重要な要素です。しかし、何を基準に選べば良いのか迷ってしまうことも多いでしょう。

このブログでは、初心者でも分かりやすいように、よく使われるレイアウトの種類や、それぞれの特徴を解説。さらに、目的に応じた最適なレイアウト選びのポイントを具体例を交えて紹介します。この記事を読むことで、あなたのサイトに合ったレイアウトが見つかり、サイト作りの悩みを解決できるでしょう。

WEBサイトに必要な4つのパーツ

WEBサイトを制作する際、見た目だけでなく、ユーザーが快適に利用できるようにするためには、サイトに欠かせない4つのパーツを押さえておくことが重要です。これらのパーツをしっかりと理解し、適切に配置することで、サイトの使いやすさや信頼性が大きく向上します。

ヘッダー、ナビゲーション、コンテンツ、そしてフッターという基本的なパーツをバランスよく配置することで、訪問者が迷わずに情報を得られるだけでなく、全体のデザインが引き締まります。これから、この4つのパーツについて順番に説明していきますので、WEB制作をこれから始める方はぜひ参考にしてみてください。

ヘッダー

ヘッダーは、WEBサイトの最上部に位置し、ユーザーがサイトにアクセスした際に最初に目にする重要なパーツです。ロゴ、メニュー、検索バー、SNSリンクなどが配置されることが多く、サイト全体のナビゲーションを担う役割を果たします。

特にロゴは、ブランドの印象を左右するため、目立つ場所に配置し、クリックすることでトップページに戻れるようにするのが基本です。また、メニューでは、ユーザーが簡単に目的のページへアクセスできるように、カテゴリやページが整理されていることが大切です。

たとえば、製品ページやサービス案内、問い合わせページなど、主要なリンクを分かりやすく配置することで、ユーザーのストレスを軽減し、スムーズなサイト体験を提供できます。さらに、企業サイトでは電話番号や問い合わせボタンをヘッダーに置くこともよくあります。ヘッダーは、サイトの印象を左右するため、見やすさと使いやすさを両立させたデザインにすることが重要です。

ナビゲーション

ナビゲーションは、WEBサイトを訪れたユーザーが目的のページに素早くアクセスできるように導く、非常に重要なパーツです。使いやすいナビゲーションがあると、ユーザーが迷うことなくサイト内をスムーズに移動でき、満足度が上がります。一般的には、メインメニューがサイトの上部に配置され、カテゴリやページへのリンクがまとめられます。

このメニューは、ユーザーが最も頻繁に使う部分なので、わかりやすく整理し、クリックしやすい配置にすることが大切です。また、パンくずリストやサイドバーのサブメニューなど、補助的なナビゲーション要素も設けることで、ユーザーが今いる場所や次に移動する先を迷わず確認できます。

特にECサイトや情報量の多いブログでは、こういったナビゲーションを充実させることで、ユーザー体験を大きく向上させられます。適切なナビゲーションは、サイトの離脱率を下げ、滞在時間を延ばす効果もありますので、デザインだけでなく機能性にも配慮しましょう。

コンテンツ

コンテンツは、WEBサイトの中核を担う要素であり、訪問者に対して情報を提供する最も重要な部分です。文章、画像、動画など、さまざまな形式で構成されるコンテンツは、ユーザーに価値ある情報を伝える役割を持ちます。

特に初心者向けのサイトでは、わかりやすい文章や視覚的に理解しやすい画像を使うことで、ユーザーが求めている情報に簡単にアクセスできるようにすることが大切です。また、SEOの観点からもコンテンツの質が非常に重要で、検索エンジンに評価されるよう、キーワードを適切に配置しつつも自然な文章に仕上げることが求められます。

さらに、定期的にコンテンツを更新することで、ユーザーにとって新鮮な情報を提供し続けることができ、サイトの信頼性も向上します。コンテンツの配置やデザインも重要で、ユーザーが読みやすいレイアウトを心がけることで、サイト全体のユーザビリティが向上します。

フッター

フッターは、WEBサイトの最下部に位置するパーツで、ページ全体を締めくくる重要な要素です。多くのサイトでは、会社情報やプライバシーポリシー、利用規約、連絡先、そしてSNSリンクなど、補足的な情報を掲載しています。これらはサイトの信頼性を高め、訪問者に必要な情報を提供する役割を果たします。

特に、連絡先や問い合わせフォーム、アクセスマップなどをフッターに配置することで、ユーザーがすぐにアクションを起こせるようになります。また、サイトマップをフッターに設置することで、ユーザーがどのページに行けばいいのか迷わずに済むため、ナビゲーションの補完にも役立ちます。

フッターは目立たない場所にあるようでいて、実際にはユーザーの行動を促進する大切な役割を持っているのです。さらに、検索エンジンに評価されるためのSEO要素としても重要で、関連性の高いリンクやキーワードを自然に組み込むこともできます。

サイトによく使われる4つのレイアウトパターン

WEBサイトを作る際、どんなレイアウトを選ぶかは非常に重要です。レイアウトによって、ユーザーの使いやすさや印象が大きく変わります。よく使われるレイアウトには、シングルカラム、マルチカラム、フルスクリーン、グリッド、の4つのパターンがあり、それぞれ特徴があります。

サイトの目的や内容に応じて最適なレイアウトを選ぶことで、訪問者が快適に閲覧でき、目的の情報にスムーズにたどり着けるようになります。この章では、これらの4つのレイアウトパターンについて詳しく見ていきましょう。

シングルカラムレイアウト

シングルカラムレイアウトは、コンテンツを1列にまとめて縦に表示する非常にシンプルなレイアウトです。このレイアウトの最大の特徴は、ユーザーがページを上から下にスクロールするだけで、自然にコンテンツを順に見ていけること。特にスマートフォンやタブレットなど、縦長のデバイスでの閲覧に最適です。

シングルカラムのシンプルさは、視覚的な混乱を避け、ユーザーが迷わずにコンテンツを消化できる点で優れています。また、要素が少ないため、読み込み速度が速くなることも大きなメリットです。これにより、ユーザー体験の向上やSEO対策にも役立ちます。

例えば、ブログやランディングページでよく採用されているのはこのレイアウトです。一方で、情報量が多いページでは、スクロールが長くなりすぎるため、コンテンツの整理が求められます。また、視覚的に変化が少ないため、デザインに工夫を凝らさないと単調な印象を与えることもあります。ユーザーに伝えたいメッセージがはっきりしている場合には、このレイアウトが最適です。モバイルフレンドリーな設計を考える際には、まずこのレイアウトを検討してみましょう。

マルチカラムレイアウト

マルチカラムレイアウトは、コンテンツを複数の列に分けて配置するレイアウトで、特に情報量が多いサイトに適しています。このレイアウトは、ユーザーがページを一目で見渡しやすく、複数のコンテンツを同時に表示できるため、効率よく情報を伝えることができます。

例えば、ニュースサイトやオンラインショップでは、メインコンテンツに加えて、サイドバーにおすすめ記事や関連商品を表示するのが一般的です。これにより、ユーザーは欲しい情報をすぐに見つけやすくなり、滞在時間の向上が期待できます。また、広告やニュースレター登録など、目立たせたい要素をサイドに配置することで、自然な形でユーザーにアクションを促すことができます。

ただし、列が多すぎると画面がごちゃごちゃして見づらくなり、特にモバイルデバイスでは適切に表示されない可能性があるので、レスポンシブデザインをしっかり取り入れることが重要です。PCでは3カラムや4カラム、スマートフォンでは1カラムに自動的に切り替わるように設計することで、ユーザーにとって快適な体験を提供できます。

フルスクリーンレイアウト

フルスクリーンレイアウトは、画面全体を使ってコンテンツを表示するレイアウトで、特にビジュアルを強調したいサイトに向いています。このレイアウトは、ユーザーがページを開いた瞬間にインパクトを与えることができるのが最大の特徴です。大きな画像や動画を背景に使い、文字やボタンなどを重ねるデザインがよく採用されており、特にクリエイティブ系のサイトや製品のランディングページでよく見かけます。

フルスクリーンレイアウトを活用することで、訪問者に強い印象を与え、離脱を防ぐことができます。また、コンテンツを1画面に集約できるため、ユーザーが次のアクションを取りやすいというメリットもあります。

例えば、「今すぐ購入」や「詳細を見る」など、重要なボタンを目立つ位置に配置することで、コンバージョン率を高める効果が期待できます。ただし、デザインが派手すぎると、コンテンツが埋もれてしまうリスクもあるため、バランスを意識することが大切です。適切な余白を使いながら、見せたい要素に焦点を当てましょう。

グリッド型レイアウト

グリッド型レイアウトは、ページを規則的な格子状に分割してコンテンツを配置する方法です。このレイアウトは、複数の要素を整理して表示するのに非常に便利で、ユーザーが一目で全体の内容を把握しやすいという特徴があります。特に、写真や商品を一覧で表示するギャラリーサイトやECサイトでよく使われます。

グリッド型レイアウトの良いところは、見た目が整然としているため、情報が多くても混乱を感じにくい点です。各コンテンツが均等に配置されるため、視覚的なバランスが取りやすく、ユーザーがクリックしたい情報を直感的に見つけやすくなります。

また、レスポンシブデザインとの相性も良く、デバイスに応じて自動的に列数が変わる設計が可能です。これにより、PCでもスマホでもスムーズに閲覧できます。ただし、あまりに規則的にしすぎると単調な印象を与えることがあるため、サイズや色の変化を加えるなど、デザインに工夫を凝らすことで視覚的なアクセントをつけることが大切です。

目的別のおすすめレイアウト

WEBサイトを作る際、目的に合ったレイアウトを選ぶことは、サイトの成功に大きく関わります。たとえば、商品をアピールするECサイトや、会社の信頼感を伝えるコーポレートサイトでは、適したレイアウトが異なります。

ユーザーが求める情報をすぐに見つけやすく、使いやすいデザインにすることで、より多くの訪問者が満足し、行動を起こす可能性が高まります。この章では、目的に応じたおすすめのレイアウトパターンを紹介していくので、どんなサイトを作りたいかに合わせて参考にしてみてください。

コーポレートサイト

コーポレートサイトは、会社や企業の情報を伝えるためのサイトで、信頼性とプロフェッショナルな印象を与えることが求められます。おすすめのレイアウトは、まずシンプルで見やすいデザインが基本。トップページには会社概要やサービス内容、問い合わせ情報などを一目でわかるようにまとめ、ナビゲーションメニューを使って、ユーザーが各ページへ簡単にアクセスできるようにすることが大切です。

また、実績やクライアントの声を紹介するセクションを取り入れることで、信頼性をさらに高めることができます。「信頼」「実績」「アクセスのしやすさ」を意識したレイアウトが成功の鍵です。

特にスマートフォン対応のレスポンシブデザインにしておくことで、どのデバイスでも快適に閲覧でき、ビジネスの信頼度を向上させます。また、フッターに会社の所在地や連絡先をしっかり明記し、問い合わせや求人情報へのリンクも追加することで、ユーザーの利便性を高めることができます。

LP（ランディングページ）

ランディングページ（LP）は、特定の商品やサービスを紹介し、ユーザーに行動を促すために設計された1枚もののページです。LPのレイアウトは「ユーザーにアクションを起こしてもらうこと」が目的なので、シンプルかつ直感的なデザインが鍵になります。

まず、目を引くキャッチコピーや商品の魅力を伝えるメインビジュアルがページのトップに配置されることが多いです。その後、サービスや商品の説明、メリット、ユーザーの声や実績など、信頼感を高める情報を順番に配置していきます。

重要なのは、「今すぐ購入」や「問い合わせはこちら」などの行動を促すCTA（コールトゥアクション）ボタンを適切なタイミングで目立たせることです。LPはページが長くなることが多いので、スクロールしてもCTAが常に見える位置にあることが理想です。また、ユーザーに余計な負担をかけないよう、情報は過度に詰め込まず、必要な要素だけに絞ることが重要です。

求人サイト

求人サイト（リクルートサイト）は、企業の採用情報を求職者に効果的に伝えるためのサイトです。このタイプのサイトでは、求職者が求めている情報に素早くアクセスできるような、分かりやすいレイアウトが重要です。まず、トップページには会社の魅力やビジョン、採用のメリットを簡潔に伝えることが大切です。

さらに、「募集職種一覧」や「応募方法」、「社員インタビュー」など、求職者が気になる情報へのリンクを目立つ位置に配置します。各職種ページには仕事内容や必要なスキル、勤務地など、求職者が応募を決めるための詳細な情報をしっかりと掲載しましょう。

また、ビジュアルを活用して、社内の雰囲気や働く環境を視覚的に伝えることも効果的です。ユーザーが使いやすいナビゲーションと、求人情報の見やすさが成功のカギとなります。さらに、応募フォームはシンプルで使いやすく、スマートフォンからのアクセスにも最適化することで、より多くの応募者を集めることができます。

ECサイト

ECサイト（ネットショップ）のレイアウトは、ユーザーが商品を探しやすく、購入までスムーズに進めることが最重要です。トップページには、人気商品や新着商品、セール情報などの目立つバナーやカテゴリリンクを配置し、訪問者がすぐに興味のある商品を見つけられるようにすることが大切です。

商品一覧ページでは、商品のサムネイル画像と価格、簡単な説明を分かりやすく並べ、ユーザーが比較しやすいレイアウトにしましょう。また、絞り込み検索やフィルター機能を設けることで、ユーザーは自分に合った商品を素早く見つけられます。

各商品の詳細ページでは、大きな商品画像、詳細な説明、レビュー、在庫状況、送料などの情報をしっかりと提供することが重要です。さらに、購入ボタンは目立つ色で配置し、カートに入れるまでのステップを減らすことで、購入率の向上が期待できます。ユーザーが迷わず購入に進めるよう、ナビゲーションのわかりやすさとページ読み込み速度にも気を配りましょう。

WEBデザインの参考になるおすすめサイト

WEBデザインを学ぶ上で、優れたデザイン事例を見ることはとても重要です。特に初心者にとって、他のサイトのデザインを参考にすることで、レイアウトや配色のコツを効率よく学べます。

デザインの参考になるサイトには、業界別やデザインスタイル別に事例をまとめたギャラリーサイトが多数あります。これらのサイトを活用することで、実際に使えるアイデアを見つけやすく、トレンドを把握するのにも役立ちます。この章では、WEBデザインの参考になるおすすめサイトをいくつか紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。

SANKOU!

『SANKOU!』は、WEBデザインの参考になるサイトを紹介している人気のポータルサイトです。このサイトは、業界別や目的別にさまざまなWEBデザインの事例を集めているため、デザインのインスピレーションを探している人に最適です。特に、初心者の方でも直感的に操作できるレイアウトで、カテゴリ別に整理されているので、探しているデザインのテイストや業種に合わせたサイトをすぐに見つけられます。

また、サイトごとに詳細な解説やポイントが記載されているため、「なぜこのデザインが効果的なのか」が理解しやすいのも大きな特徴です。最新のトレンドを押さえたサイトが頻繁に更新されているため、常に新しいデザインのアイデアを得ることができるのも魅力です。

デザインの参考としてだけでなく、デザインの改善や新規サイトの制作時に役立つツールです。SANKOU!を活用すれば、他のサイトで見つけにくい独自のデザインにも簡単に出会うことができ、クリエイティブな制作のヒントをたくさん得られます。

MUUUUU.ORG（ムーオルグ）

『MUUUUU.ORG（ムーオルグ）』は、斬新で個性的なWEBデザインのインスピレーションを探している人にぴったりのサイトです。このサイトでは、世界中から厳選されたユニークなデザインのWEBサイトを紹介しており、デザインにこだわりたい方に非常に参考になります。

特徴的なのは、クリエイティブなアニメーションやインタラクティブな要素を含んだデザインが多く、他ではなかなか見られない先進的なサイトを多数掲載している点です。また、サイト自体のデザインもシンプルで使いやすく、カテゴリやタグ検索で目的に合ったデザインをすぐに見つけることができます。

特に、モダンで洗練されたデザインや、アート的な要素を取り入れたサイトを制作したい場合には、大きなヒントを得られるでしょう。MUUUUU.ORGを定期的にチェックすることで、最新のWEBデザイントレンドをキャッチアップでき、デザインのスキルアップにも役立ちます。

WebDesignClip

『WebDesignClip』は、日本国内のWEBデザインを集めたギャラリーサイトで、シンプルかつ使いやすいWEBデザインの参考として非常に人気があります。このサイトでは、業界別やデザインスタイル別に分かれた多くの事例が紹介されており、WEB制作のアイデアを探す際にとても役立ちます。

特に、企業向けのシンプルで清潔感のあるデザインや、最新のトレンドを取り入れたものが多く、初心者でもすぐに理解できるレイアウトが多いのが特徴です。サイト自体も非常に使いやすく、カラーやレイアウト別にフィルタリングできるので、目的に合ったデザインを簡単に見つけることができます。

さらに、各事例には簡単な説明が付いており、なぜそのデザインが効果的なのかを理解する助けになります。日本国内向けのWEB制作を考えているデザイナーや企業にとって、信頼できる参考資料として高く評価されています。WebDesignClipを定期的にチェックすることで、最新のデザイントレンドを常に把握し、サイト制作のクオリティを向上させることができるでしょう。

まとめ

まとめとして、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今回の記事では、WEBサイト制作におけるレイアウトの基本と、目的に合わせたおすすめのレイアウトパターンを紹介しました。レイアウト選びがサイトの使いやすさや成果に直結すること、そしてデザインがユーザー体験に与える影響を理解していただけたかと思います。

もし、これからレイアウト選びやサイト制作で悩んでいる方は、ぜひXDESIGNにご相談ください。私たちは、あなたに最適なデザインと機能を兼ね備えたWEBサイト制作をサポートします。公式LINEからも簡単にお問い合わせいただけますので、ぜひお気軽にご連絡ください。ご相談お待ちしています！